アパートを借りて小規模デイを始める

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ちゃのみタイム

アパートを借りて小規模デイを始める

2021/03/20

アパートを借りて小規模デイを始める

アパートを借りて小規模デイを始める

法人として出発してまもなく、狭山市柏原の空家になっていた農家を借りることができ、高齢者のデイサービスをつくるメドがたったものの、そこが農振地域の宅地だったために、上下水道を始め、施設改修工事に、当初予定していた額の何倍もの費用がかかることが明らかになり、また、開発許可等の手続きに思いがけない期間を必要とすることになりました。

資金面では、理事会で相談して、会員や会員の知り合いに呼びかけ、寄付金、無利子の出資金、年利1%の融資の融資など様々な形で資金協力をお願いしたところ、改修工事費用だけでなく、当面の運転資金まで集めることができました。毎月発行の会のニュース、定例の理事会でのていねいな話し合い、経理内容の透明化などが多くの会員の力を借りることにつながりました。

もう一つの課題は、すでに触れたように、研修会の取り組みの中で、働く職員は集まり始めたものの、なかなか改修工事のメドがたたなかったことでした。

完成までに、あと半年以上かかることが明らかになった段階で、とりあえずアパートを借りて小規模デイを始めてしまおうということになりました。

アパート2室を借りて、1室を事務室、調理室とし、もう1室をフロア、静養室として、定員5名の小規模デイの許可を得ることができました。市立柏原幼稚園(現在は廃園になっています)の隣のアパートでした。2011年5月6日のことです。